【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は24日、中距離核戦力(INF)廃棄条約の破棄方針を表明した米国が将来、欧州に中距離ミサイルを配備すれば、ロシアも「同様の対抗措置を取る」と警告した。米国のミサイルを受け入れる国は「(ロシアの)ミサイルによる反撃の脅威にさらすことになる」と主張した。
ロシアは自国に近い欧州諸国に米ミサイルを配備されることを警戒しており、米欧を強くけん制した。イタリアのコンテ首相との会談後の共同記者会見で述べた。
ロシアのリャプコフ外務次官は24日のテレビ番組で「米国がINF廃棄条約を破棄するのは疑いない」との結論に達したと説明した。
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