2021年1月1日金曜日

中国、国産コロナワクチンを承認 すでに国内で450万人が接種 毎日新聞 - 毎日新聞 - 2020年12月31日

 中国政府は31日、北京で記者会見を開き、製薬大手の中国医薬集団(シノファーム)の新型コロナウイルス感染症ワクチンを条件付きで承認したと発表した。最終段階の臨床試験で79・34%の有効性が認められ、安全性とともに基準に達したという。  今回、承認されたのは毒性をなくしたウイルスを利用する不活化ワクチンで、アラブ首長国連邦(UAE)やバーレーンなどで6万人を対象に最終段階の臨床試験を実施した。会見には開発企業の責任者も同席したが、被験者のうち接種の有無の内訳や感染者数などの詳細データは公表しなかった。  中国では2020年7月にワクチンの緊急使用が正式に認可されており、中国保健当局者は会見で、既に国内で12月末までに450万人がワクチンを接種したことを明らかにした。その過程で「比較的に重い副作用」の発生率は「100万分の2」だったという。また、コロナウイルスの変異株については「今までに観察された変異株がワクチンの有効性に影響を与えるとの証拠はない」との見解を示した。  保健当局者は「中国は不活化ワクチン開発で終始、先頭を走り、承認でも先陣を切った」と述べ、ワクチン開発を国威発揚に結びつけた。【北京・米村耕一】 の過程で「比較的に重い副作用」の発生率は「100万分の2」だったという。また、コロナウイルスの変異株については「今までに観察された変異株がワクチンの有効性に影響を与えるとの証拠はない」との見解を示した。  保健当局者は「中国は不活化ワクチン開発で終始、先頭を走り、承認でも先陣を切った」と述べ、ワクチン開発を国威発揚に結びつけた。【北京・米村耕一】 50万人に一人の比較的重い副作用

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