2020年3月4日水曜日


© KYODONEWS ニューヨーク証券取引所のトレーダー=3日(ロイター=共同)
 【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、前日比785.91ドル安の2万5917.41ドルで取引を終えた。新型肺炎の感染拡大に伴う世界経済の減速を抑えるため、米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急利下げを決定。金融危機以来の異例の措置だったが、かえって市場関係者の不安心理を増幅させた。先進7カ国の協調姿勢も具体策に欠け、期待外れと受け止められた。
 安全資産とされる米国債が買い進まれ、長期金利の指標となる10年債の利回りが1%の節目を初めて割った。外国為替市場では円買いが進み、約5カ月ぶりの円高ドル安水準となった。

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